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京都・伏見で長く親しまれてきた喫茶クレタケさま。
建て替えをきっかけに進めてきたブランディングの一環として、今回、ショップカードの制作にも取り組みました。建物が変わっても、お店の空気や関係性は変えたくない。
そんな想いを伝えることが今回のテーマでした。
ショップカードを制作するにあたって、背景にはいくつかの想いがありました。
お店の外に出てからも、クレタケさまとのつながりが続いていくこと。そのための「きっかけ」になるツールとして、ショップカードを位置づけました。
クレタケさまのブランディングでは、これまで対話を以下のように整理してきました。
「ふっと来たくなる喫茶店」というコンセプトも、そうした対話の中から生まれたものです。今回のカード制作も、その流れの延長線上にあります。
単体で目立たせるのではなく、ブランド全体の一部として、自然につながることを意識しました。
今回の制作で大切にしたのは、クレタケさまの空気感が、無理なく伝わることでした。お店の雰囲気や人柄が、そのままにじみ出るように。
装飾よりも「余白」を。
演出よりも「自然さ」を。
ちょうどいい距離感を意識しながら、丁寧に設計しています。
テイクアウト利用を想定し、バッグや財布に入れやすいサイズ感に設計。
紙の質感にもこだわり、手元に残りやすい一枚を目指しました。
営業時間、アクセス、SNSなど、必要な情報はひと目で理解できる構成に。
誰が見ても迷わない設計が、再来店につながる導線になります。
店内の雰囲気や人気メニューの写真を取り入れ、実際のイメージが浮かぶよう構成。
はじめての方にも、「行ってみたい」と感じてもらえる表現を意識しました。
これまで整理してきた、ブランド人格、コンセプト、空間設計とのつながりを大切にしながら制作。
カード単体ではなく、クレタケさま全体の一部として設計しています。
このショップカードは、情報を伝えるためだけのものではありません。
手に取って、持ち帰って、ふと目にしたときに、「また行こうかな」と思ってもらう。お店の体験は、来店した瞬間だけで終わるものではありません。
外に出てからも、ゆっくり続いていくものだと考えています。
ふわっとしたイメージでも、迷っている気持ちでも、そのままお伝えください。
最初の一歩を、一緒に見つけていけたらうれしいです。